「家族を見送ったあとの手帖」をご覧いただき、ありがとうございます。
このサイトは、家族の闘病から看取り、そして見送ったあとの手続きまでを経験した私が、そのときに知りたかったことや、実際に経験したことを記録するために作りました。
このサイトを作った理由
母ががんの告知を受けてから、約2年間の闘病生活が続きました。
通院、入院、治療、そして病状の変化。
その時々で、家族にはさまざまな判断や対応が必要になりました。
最期の時期には、苦痛を和らげるための医療について説明を受け、家族として母を見送りました。
しかし、家族が亡くなったあとも、やることは終わりませんでした。
葬儀や火葬、納骨、さまざまな届け出や手続き、相続など、悲しむ間もないほど多くのことが続きます。
そのたびに、
「次は何をすればいいんだろう」
「これはいつまでにやればいいんだろう」
「みんなはどうしているんだろう」
と調べることになりました。
あのとき、これから起こることを順番に確認できる場所があれば、もう少し落ち着いて向き合えたかもしれない。
そんな思いから、このサイトを作りました。
このサイトでお伝えすること
当サイトでは、主に次のような内容を扱います。
- がん告知と闘病
- 通院・入院生活
- 看取り・緩和ケア
- 葬儀・火葬
- 納骨・供養
- 死後に必要となる手続き
- 遺産・相続
- 家族を見送ったあとの暮らしや気持ち
私たち家族が実際に経験したことについては、「実体験」としてできる限り分かりやすく記録します。
一方で、医療、法律、税務、行政手続きなどについて一般的な情報を掲載する場合には、実体験とは区別してお伝えします。
制度や手続きは変更されることもあるため、重要な内容については公的機関や専門家、各サービスの公式情報もあわせてご確認ください。
書かないこと
家族の体験を扱うサイトだからこそ、プライバシーを大切にします。
病院名、住所、電話番号、診療記録の詳細など、本人や家族、関係者を特定できる情報は原則として掲載しません。
また、覚えていないことや確認できないことを、事実であるかのように作って書くこともしません。
分からないことは「分からない」、記憶が曖昧なことは「記憶が曖昧」としたうえで記録します。
同じように迷っている方へ
家族が病気になったときも、見送ったあとも、初めて経験することばかりでした。
このサイトだけですべての答えが見つかるわけではありません。
それでも、
「次に何を確認すればいいのか」
「こういう経験をした家族もいるんだ」
と、少しでも次へ進むための手掛かりになればと思っています。
迷ったときに、必要なページをそっと開ける。
「家族を見送ったあとの手帖」が、そんな場所になれば幸いです。